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ルーベンス展

それにしても猛々しい。
ルーベンスの描く旧約聖書の勇猛果敢な物語は見事だ。
大きな作品で十分な展示数で圧倒する。それは教会の鐘の響きとともに描かれたものである。崇高な人間の精神で作られたものである。

でも、、、、もうすこし、静かに見たかった。

常設展でゲルハルト・リヒターの作品が一枚クルーベと並んで展示されているスペースがあり、(なんでもリヒターの自室にクルーペを飾っていたとか・・)いま、生きている作品というのは、空気が澄んでいて、じつにいいと思う。

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コメント

ルーベンス展
こんにちは。
私もルーベンス展を見ましたので、大変興味を持ってブログを読ませていただきました。ルーベンスの描く人物も動物は躍動感があります。ルーベンス流の女性の裸体の美しさは、ヴェネツア派の色彩と古代彫刻の理想を融合した美しい理想美から、躍動感のあるダイナミックな表現までありました。テーマによって表現を自由自在に変えて、完成度の高い絵画画面を作り上げていくルーベンスの力量は息を飲むほどでしたね。筋肉の身振り、行動の勢い、形の冗長な完成度を伴い、力強く力強い筆で作られた絵のようなスタイルに赤いマントや黄色いドレープなど自分の個性を押し込みました。素早く熱狂的な筆使い、画面に描かれた様々な物が生き生きとえがかれていました。

私は、ルーベンスがイタリアから何を学び、イタリア・バロック美術に寄与したかを解きほぐし、ルーベンスの絵画の全貌と魅力、すばらしさを感じて頂けるように整理してみました。ルーベンス絵画の全貌が分かるように書いていますので、ご覧になってください。ご感想・ご意見などありましたら、ブログにコメント頂けると感謝いたします。

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