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沈黙

なぜ神は沈黙しているのか。
遠藤周作原作の映画「silence」見てきました。

キリシタン弾圧と宣教師の物語。

 人間の残忍さと弱さ。

何かにすがらなくてはいけない人間
それは神か、上司か、それとも世間か?

波の音、ハエの飛ぶ音。
silence。
日本経済新聞でもこの映画のことを触れている。
監督のマーティン・スコセッシは遠藤周作の「沈黙」を母語のように、行間まで読んで作品にしている(若松日英輔評)、また、隠れキリシタン(民衆)の姿を沈黙しながらもプライドを持つ人間ととらえ「生身の日本人を描く」(佐藤忠男評)たと批評している。またスコセッシ監督自身は「沈黙」は弱き姿を否定せず、受け入れることを描く、つまり「人はなぜいかされるのか」という問いをいつも考えているという。その弱き姿とは「キチジロー」だ。(以上日本経済新聞2月4日文化欄より)

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