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バルトークの森

先日 名古屋交響楽団の演奏会がありました。
これは東京交響楽団年間シート席での招待コンサート。
ことしは名古屋交響楽団 小泉和裕指揮 
ベートベン「皇帝」ピアノ ゲルハルト・オピッツ
バルトーク 管弦楽のための協奏曲でした。

「いぶし銀」の小泉さんはオーケストラをとてもよくまとめていました。職人です。

おもしろかったのはバルトーク。僕の耳には「シェエラザード」のような物語のある曲に感じました。
「シェエラザード」はエキゾチックで魔法がかかったような曲、こちらバルトークは肉食獣の目が光る深い森の中のような舞台でした。そう、音楽から舞台が現れてきて一つ一つの音、アンサンブルが情景を動物たちの振る舞いにスポットを当てたと思ったら、さっと消してしまう、そんなステージを楽しみました。

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