ヴェネツィア展

絵画のみならずヴェネツィアの古地図やヴェネチアングラス、写真、衣装まで多彩な展示でした。
目を引いたのは１枚でけあったモネ作のヴェネチア。他の作家とは全く違ったビジョン。まあ、ルネッサンス時代の宗教画も悪くもない。描かれた物語が劇的である。
また、現代の作家がヴェネチアを写した写真も面白かった。コンテンポラリーな視点でどこか陰鬱であり、観光で煌びやかな島でもなくそこの生活者の様子とは違うフィルターで撮影していた。「あるがままに」というよりは、自分のコンセプトでその島を塗り替えていた。やりすぎではないかとおもいつつも。
１１月２７日まで。