FC2ブログ

カラヴァッジョとマッギンレー

カラヴァッジョ展いってきました。
発見されたという「法悦のマグダラのマリア」世界初公開はじめ傑作11点が来日したカラヴァッジョ。
「エマオの晩餐」は復活したキリストが暗闇の中に浮き上がっている。苦悩の表情のように見えるがじっと見つめているとおおらかで安らかなものを彼の口元から感じた。そのドラマ性がみるものの前でまさに起こっているかのようだ。この「エマオの晩餐」や「ナルキッソス」の作品の前に立つと極めて混雑しざわついた会場でがあったがまったく気にならなくなっている自分に気づいた。まさに作品の力である。

それから初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催している「ライアン・マッギンレー」展に行った。ホイットニー美術館で個展を開催できるほどの若手ホープの写真家だ。しかし・・・被写体のモデルからもカメラマンからも内面の表情というものが感じられなかった。いろいろと凝った「演出」をしているがどこか「うすっぺらい」のである。

この2つの展覧会を見て、思った。
現代に生きる我々は「大きな物語」を喪失してしまっているということを・・・

この記事のトラックバックURL

http://aigallery.blog97.fc2.com/tb.php/493-8280f286

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99