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静かなるドラマ アントニオ・ロペス

渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアムのアントニオ・ロペス展行って来ました。
マドリッドの風景はオレンジの太陽が降り注ぐスペインの空気そのままに
また、マルメロ(かりん)の木の香りもそのままに。
花瓶のバラも飾り、描く、日常の美しさを望む眼がそのままに。

作品を近づいてみると絵の具でしかないけれど
3歩さがると、絵画になる。

その絵画は透き通っていて、写実なのだけれど
空気や存在や好んで対象を見つめる眼、そのものが絵画となり、生きている。

アントニオ・ロペスの絵画は静かにドラマが展開してゆく。

多くの展覧会は絵画に念が入りすぎていて、苦しいけれど
このロペス展は全く苦しくない。

明らかに作品に向かうロペスの眼、静かなるドラマが、じつに風通しの良い絵画展にしている。

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