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ラフマニノフ!ラ・フォル・ジュルネ新潟

昨年は数々の名うて指揮者、演奏者が来たベートーヴェンのラ・フォル・ジュルネ。
今年はチャイコフスキーを始めとしたロシア音楽。
小山実稚恵ピアノ、アレクサンドル。ルーディン指揮、ムジカ・ヴィーヴァ(オーケストラ)の演奏したラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番。
第一楽章では地響きのような重く、暗いピアノの低音、のしかかるような暗雲、悲しみの幕開け。
第二楽章は一転、雲が消え、湖水のきらめき、ロシアの氷のきらめき、やすらぎの中にいて心地よい風がカラダを愛撫する。第3楽章は憂いをもちつつ、希望を抱きながら情熱的に終わる。

ラフマニノフの旋律は波のようにゆらぎうつくしい。

また、面白かったのは、テレムカルテット。
巨大なハンペンのような三角形のウッドベースとアコーディオン、マンドリンのような弦楽器でロマ音楽のようなノリで、スピード感満載で、ロシアの居酒屋のオレンジのライトもとで聞いている気分。しかし、曲はテレムカルテット編曲のチャイコフスキーなどのクラシック曲。
ユーモアもあって、最後は笑い声も起き、劇場が盛り上がりました。

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