なぜ、人は失敗するのか?
人は失敗を繰り返し、成長し、成功し、そして歓喜を得る
いえいえ、人生論的なことではありません。
「なぜ、失敗したのか?」を科学する。
一度聞いてみたかった「失敗学」の中尾政之氏(東京大学院工学教授)の講演が昨日イタリア軒でありました!
数々の「失敗」事例が紹介
・・・個人的おぼえ書・・・です。
・「ひやっと」「ハット」すること→軽失敗→重大な失敗
・失敗は繰り返す
・失敗は予測可能である
・失敗の原因は既知
・失敗は人的組織の不活性(わかっているのに、「なあなあ」になっている→「やっぱり」失敗)とオペレーターミス(ベテランの慣れ、作業の近道→安全基準オーバー、設計者・制作メーカーが想定している以上の過度な使用)がほとんど。
・「失敗」が自分の専門分野以外で起こっていても、「似ているな」と思う感度。類推力が大切。
↑この単なる箇条書きを呼んで自分の職場や日常生活で目にした「ハット」「ヒヤリ」や小さな失敗が頭に浮かんだ人は「類推力」が高いのでしょうね
最初の「人は失敗し~」という大雑把な人生論的なものに目が行きがち。「失敗」原因を頭の中で蓋をしてしまう。
だから、多くの事例を知ることが「失敗」への対処へとつながるでしょう。
Why human make a mistake?
The study of failure.
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