ロスコの部屋
千葉市美術館の田中一村展と川村記念美術館のバーネット・ニューマン展に行ってきました。
一村とニューマンについては気の向いたときに書く事にして、
一村とニューマンについては気の向いたときに書く事にして、
なんといっても、ロスコです。
川村記念美術館にはロスコの部屋というものがあり、
漆黒のような床、ほのかな明かりがつくる静謐の空間の中に
マーク・ロスコの絵画が7枚浮き上がります。
すばらしい。
ひさしぶりのロスコ作品との対面でしたが
ずーっと、忘れてしまっていた
ある感覚を思い出したような気がしました。
それはひとり握りの人間にしか出来ない
単純さ、シンプルさの中から見出される深い畏敬とその絵画の奥にある主題です。
それは今の時代、もっとも忘れ去られている、「態度」の
ようなものかもしれません。
ロスコの部屋を出ると
同世代のステラやサムフランシスの抽象表現主義の作品がありますが
色彩構成と「繰り返し」に終始しているとしか
思えません。
ロスコが志向し、創り上げたものとは全く別のものです。
やはりほんものに向かいあわなければなりません、直接体験しなければ
なりません。
そのことをつくづく思ったのでした。
川村記念美術館にはロスコの部屋というものがあり、
漆黒のような床、ほのかな明かりがつくる静謐の空間の中に
マーク・ロスコの絵画が7枚浮き上がります。
すばらしい。
ひさしぶりのロスコ作品との対面でしたが
ずーっと、忘れてしまっていた
ある感覚を思い出したような気がしました。
それはひとり握りの人間にしか出来ない
単純さ、シンプルさの中から見出される深い畏敬とその絵画の奥にある主題です。
それは今の時代、もっとも忘れ去られている、「態度」の
ようなものかもしれません。
ロスコの部屋を出ると
同世代のステラやサムフランシスの抽象表現主義の作品がありますが
色彩構成と「繰り返し」に終始しているとしか
思えません。
ロスコが志向し、創り上げたものとは全く別のものです。
やはりほんものに向かいあわなければなりません、直接体験しなければ
なりません。
そのことをつくづく思ったのでした。
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